食べ物には”旬”というものがあります。旬の食べ物は美味しさや栄養が増しているのはもちろん、「夏は体の余分な熱を冷ます」「冬は体を温める」など、季節ごとによって体に適した作用を施してくれるものがたくさんあります。お財布に優しいのも大きなポイントですよね!
今回は旬の食べ物の栄養と、それを使った離乳食・幼児食のレシピをご紹介します♪
それぞれの季節の旬の食べ物
まずは、それぞれの季節の旬の代表的な食べ物を見ていきましょう!
春に旬の食べ物
キャベツ・トマト・新じゃがいも・アスパラガス・かぼちゃ・スナップエンドウ・そら豆・さやえんどう・いちご・鯛 など
寒い冬を耐え抜いて旬を迎える春野菜は、栄養がたっぷり含まれています。
春野菜と言えば菜の花や山菜などのほろ苦さも特徴で、苦み成分が老廃物の排出や新陳代謝の促進に役立つとも言われていますよ。
夏に旬の食べ物
レタス・トマト・ピーマン・きゅうり・なす・かぼちゃ・とうもろこし・おくら・ズッキーニ・すいか・かつお など
夏野菜は紫外線から身を守るため、抗酸化作用のある栄養素が豊富に含まれています。
また、体に水分を補って余分な熱を冷ましてくれる作用のあるものも多いので、夏は積極的に摂りたいですね。
秋に旬の食べ物
しいたけ・にんじん・ごぼう・じゃがいも・さつまいも・里いも・チンゲン菜・れんこん・りんご・鮭 など
秋野菜はエネルギーの高いでんぷん質を含むいも類が多く、夏に消耗した体力を回復したり、冬に向けてエネルギーを体内に蓄える効果があると言われています。
また乾燥した空気から粘膜組織を守る栄養素も含まれているので、体調不良の予防に効果的です。
冬に旬の食べ物
かぶ・大根・白菜・れんこん・ブロッコリー・ほうれん草・小松菜・春菊・水菜・にんじん・長ねぎ・オレンジ・たこ など
根菜が多いのが冬野菜の特徴。根菜は体を温め、冷えを取り除いてくれると言われています。
また風邪予防に効果的なビタミンCを豊富に含む食材も多いので、体調管理にも役立ちますよ。
8月・9月の旬の食べ物の栄養素
まさに今この時期に旬を迎えている食べ物を少し詳しく見ていきましょう!
①トマト
トマトには夏バテ解消に役立つ栄養素が多く含まれています。
トマトの赤色の正体「リコピン」は抗酸化作用があり、生活習慣病の予防に。さらに鉄分、カリウム、クエン酸など、疲労回復や代謝を促す作用があります。
リコピンは加熱すると吸収されやすくなるので、生で食べる以外にも炒めたり煮たりするのもおすすめですよ♪
②かぼちゃ
βカロテンが豊富に含まれています。βカロテンは免疫力を高め、他の栄養素の働きを助けます。さらにビタミンCやB群、抗酸化作用の高い栄養素が含まれているので夏の紫外線でダメージを受けた体のケアに役立ちますよ!
③さつまいも
腸内環境を整える食物繊維を豊富に含み、また免疫力を高めてくれるビタミンCの量はみかんにも匹敵するほど!
でんぷんに守られているため加熱してもビタミンCが失われにくいので、効率よく栄養を摂ることができますよ。
④にんじん
かぼちゃと同じく、豊富なβカロテンが特徴で、抗酸化作用、粘膜や皮膚を健康に保つ働きに効果があります。
ほかのビタミンやミネラル、食物繊維もバランスよく含まれており、なにかとうれしい効果がある食材です。
旬の食べ物を使った離乳食・幼児食
取り分けOK、大人も子どもも一緒に楽しめるレシピをご紹介!
【ごっくん期~もぐもぐ期】ミネストローネ
すべてをミキサーにかければごっくん期からでもOK!大人でもおいしい♪
【後期食~完了期食】鶏肉のトマト煮込み
にんにくを後から入れてパンチをつければ大人も楽しめるレシピに♪
【後期食~完了期食】 かぼちゃのコロッケ
揚げる前のタネが離乳食に!コロッケは揚げ焼きでも♪
【完了期食~幼児食】さつまいもとチーズのミルクお焼き
おやつにもオススメ!牛乳は豆乳でもOK。シンプルな材料で作れるのが嬉しいレシピです。
おわりに
いかがでしたか?
普段離乳食で使っている野菜もご紹介した中にあったかもしれませんが、栄養素や効能を知っておくとさらに理解が深まります。
離乳食は大変だな~と感じている方も多いと思いますが、取り分け可能なレシピなら少しは負担も軽くなると思うので、栄養たっぷりな旬の食材を使ってうまくやりくりできるといいですね!
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